Tokyoscope

 広告やメトロなど独自の角度から東京を調査・魅力を伝える

グループ制作 50人弱
制作期間:2021/08-2022/11 担当:誌面デザイン・広報

企画、執筆、編集、デザイン、出版までを一から手掛け、様々な角度から東京の新たな見方を提案することを狙いとした武蔵野美術大学 × 明治大学プロジェクト。広告やユニバーサルデザインなど都市のなかで繰り返し変化する様々な物事を紙面化することで「都市」を気軽に知ってもらえるよう制作しました。

 

 手に取りやすい都市論雑誌

 

2022年度は「脱皮」をテーマに4つのメインコンテンツと3つのコラム紙面を作成しました。
都市論についての知見が深い明治大学生と共に制作し、充実した内容を届けるものとなっています。デザイン面では幅広い読み手を意識して学術要素を控えめにし、図や写真を用いたライトな誌面づくりを心がけました。

担当したコラム紙面。新しいメトロの路線を考えてみた。

テーマは「東京」×「〇〇」

2021年度は「東京」×「メディア」(左)。
2022年度は「東京」×「脱皮」(右)。

担当したメインコンテンツ「広告と都市」

渋谷駅に焦点を絞り、広告が都市のイメージ形成にどのような影響を与えるのか調査した。

渋谷駅構内のデジタル・アナログ広告の位置を調べ、図に書き起こしたページである。
上部では俯瞰的に広告の配置を、下部では真横から見た図を描くことで駅構内の空間を表現している。

process

テーマの決定

「脱皮」をテーマに東京を捉える

学生全員で話し合いテーマを決定しました。
仮説を立てる

広告は都市のイメージ形成に影響を与えるのでは?

テーマから日々移り変わる「広告」をコンテンツの一つに設定しました。仮説から誌面を作成していきます。
リサーチ

渋谷駅を歩きまわり広告を記録

広告のデータは公表されていないことが多く、広告の配置や大きさなどを実地調査しました。
仮説検証(リサーチ)

渋谷を歩いている時の心情と広告を照らし合わせる

感情や環境などで様々な軸を設定し、記録をとります。そこから感情と広告の関係性を探りました
紙面制作

デザイン

広告がどうイメージに影響するか写真や図を取り入れて視覚化しました。
 

 親しみを与えるSNS活動

 

twitterとInstagramにてプロジェクトの知名度向上をはかりました。漫画やクイズ形式により敷居の低く、親しみのあるコンテンツとなっています。デザインの統一やキャラクターによりイメージの定着を図りました。

週に2回の投稿を半年に渡り継続した。雑誌の雰囲気を知ることのできる漫画やクイズを楽しむことができる。

process

課題

プロジェクトの知名度が低い

原因

昨年度のSNSは軸が定まっていなかった

議論の結果、投稿日時も内容もバラバラした印象で認識されにくかったのではとの結論に至りました。
コンセプト決定

少しでも都市に興味がある人をターゲットに親しみやすいコンテンツを

コンテンツ制作

キャラクターによるSNS広報

tokyoscopeといえばこのキャラクターと言われるようキャラクターやデザインルールの作成をしました。
実装

週に2回の投稿

継続した投稿の結果、フォロワー数を昨年度の2倍にすることができました。